To writer from readers.──朗読会『8月の果て』ができるまで

 ここでは一つの企画ができあがるまでの模様をビジターの皆様へお届けしたいと思います。
 というのも…これほど行き当たりばったりだった企画もなかなかないだろうし
 これを読まれたビジターの方々からのお叱りを覚悟しつつ、“To writer from readers”ができあがるまでの様子を記してみましょう♪



 まず最初に、台本選びからスタート。 台本として選んだテキストは、最新作『8月の果て』(新潮社、2004年8月15日初版)です。柳さんからぜひ入れて欲しいといわれた箇所に加えて、作品内の印象的な箇所を抜粋して時間内に収まる台本を作る。これにはかなり苦労させられることになったのですが………

『8月の果て』の発売は8月15日。私が購入したのは12月下旬。

えぇ、読んでおりませんでした。この本を朗読しましょうといった時点でも(笑)

 こんな人に企画を任せるというのだから、ネットという繋がりって怖いですねぇ、恐ろしいですねぇ。
 顔が見えないから普段どんな生活してるか、ちゃんと読んでるかなんてわからんですもんねぇ。。(汗)

  「さよなら、さよなら」とCMにでも逃げ込みたいところですが、言い出したからには後にも引けず。
 採用決定の翌日、『家族シネマ』の素美のようにもうちょい早くからしっかり準備しとかなきゃ…なんて後悔しつつ、さっそく本屋を訪れて『8月の果て』を購入しました。
  それから論文やら課題やらの合間を縫って、どうにか2回通読し、台本製作に取り掛ったときにはすでに年も明けており、お正月という言うのもはばかれるような時期に入っておりました。。

 あぁ、締め切りまで時間がない(汗)

 もう一つ、この台本製作で忘れない思い出といえば、本。
 そう、分厚いんです。重たいんです。エレベーターに乗ったら「ブー!!」とか鳴りそうなくらい(笑)
 実際、読み始めたら「すっすっはっはっ」という息遣いに合わせるかのようにテンポよく読み進んでいけるのですが、持ち運びにはかなり苦労させられました。。
 そんなこんなで授業前の空き時間やバイト中に職員さんの目を盗んで時間を捻出し(Y田女子大学図書館の皆さん、ごめんなさい…)、他のスタッフの方々の協力を仰ぎつつ、台本を仕上げていきました。
  おかげでなんとか締め切りは守れましたとさ。。

 このような作業と平行しつつ、企画の告知文をつくり、サイトを覗いてくださるビジターの方々に呼びかけて参加者を募ったところ、お二人のビジターから応募がありました。
 当初の募集人数は8名。いちま〜い、に〜まい、、ぜんぜん足りねぇ〜(涙)
 しかも、使用しているフリーメールの不具合でお一人は当日まで参加応募があったことすら気づいていなかったし。。

 結局本番前夜になって再び台本の構成に手を入れ、出演人数を調整。
 スタッフも朗読会に参加させることにしてどうにか人数を揃えたところで、当サイトスタッフのアイアンシェフによる「弾丸ツアー」に便乗していよいよ萩へと出発!!
 ところが、萩についても行き当たりばったりなドタバタ劇は続くのでした。。



「当日編」へとつづく
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