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2004年11月14日
冬眠
われわれの祖先である原始人が冬眠してたかどうかは知らないけれど、
木の葉が散りはじめると、食い貯めのスイッチが入って食べまくり、
上着が必要なほど寒くなると、ひたすら眠りつづけたくなる。
今日なんか、ほんともうヤバクって、自転車漕ぎながら目ぇつむってましたよ。
先を走ってたカレに、「おい! おぉぉぉぉい!」って声かけられて眠らずに済んだけど(雪山遭難みたいでしょう)、とにかく、いつでも、どこでも、眠い、眠いっス。
眠気の中心には、厭世観よりも強固な「イヤダ!!」という気持ちが居座っていて、ちょっとやそっとのことではびくともしないんだけれど、いちばん「イヤ」なのは、イヤイヤをしつづけている自分ですから、これはもう眠るしかないっていうか……だけど眠っても、眠っても、自分という主体は落石のようにゴロンと無意識の暗闇のなかに立ち塞がってる感じで……。
だから、眠るという行為も「快」ではないんです。
現実逃避にすらなり得ない。
昨日、しばらく逢っていない(=いっしょに走っていない)マラソンコーチの佐藤千恵子さんから小包が届きました。
登場したのは、nemu(ネム−)。
お初にお目にかかります。
日本国内で夜間搾乳した生乳を原料として製造されたナイトミルク(大塚製薬)、だそうです。
なんかこう、とても優しい味で、星空の下すやすやと眠っている牛の乳をしぼるひとの手が見えるようで……眠くなります(わたしってチョー暗示にかかりやすいタイプかも)。
昨夜、ビデオ(『ソフィーの選択』)を観ながら飲んで、いま、これを書きながら2本目を飲んでます。
眠い。
安らかな、いい感じの眠気です。
この場を借りて、佐藤千恵子さん、どうもありがとう!!
投稿者 柳美里 : 2004年11月14日 19:44
コメント
柳さん、「快」な眠りを得られますように。
投稿者 rf : 2004年11月14日 23:59