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2004年10月04日

ここらあたりで風邪を治しとかないと、と焦り、夕寝をした。
トレーラーハウスというか、幌つきの荷馬車というか、そんなところに3人で暮らしている。
なかは暗くてはっきりしたかたちと色はわからないが、手触りで、ラクダ、ダチョウ、ヒョウ、モルモット、ハムスター、イヌ、ネコみたいなものがうじゃうじゃいるのがわかる。
う〜ん、正直ここまでは、(起きたばっかのときは憶えてたのに)夢の輪郭がかなり溶けてしまっている。
溶けかけたアイスクリームをあわてて運ぶみたいにPCの前に座ったんですが、う〜ん、う〜ん……細部が蘇らない……はっきりと憶えてるのはここからです。
草で覆われていて水が底のほうにチョロチョロとしか流れていない川? 堀? わたしは1匹1匹抱きかかえて、そこ(川? 堀?)に放つ、というか突き落とす。
通りかかった香水臭いおばさん連中に、「こんなところに動物を棄てるなんて!!」と咎められる。
わたしは、「昨日雨がひどくて洪水になりそうだったたから、うちの息子が車に避難させて、晴れたから戻してるんじゃありませんか? 見てください。動物がたくさんいるでしょう」と堀(川?)のなかを指差す。
自分のいったことが、出任せの嘘なのか、ほんとうのことなのか、自分でも判断がつかない。
抱いていた白ヤギから手を離し対岸に目を遣ると、息子と彼が大きな犬(ライオン? チャウチャウ?遠くてよくわからない)と戯れてゴロゴロと転がっている……遠い……こんなに遠くのはずはない……川幅は皇居の堀ぐらいしかないのに……。
手もとを見ると、プラケースのなかからハムスターが逃げ出そうとしている。
わたしは首ねっこをつかんで押し戻す。
逃げようとする。
つかむ。
ハムスターの目が血走っている。
噛まれるかも、と怖くなるが、逃がすわけにはいかない。
蓋を閉めようとするが、頭が挟まって閉められない。
ポツッ、とうなじが濡れる。
雨だ。
あんなに晴れていたのに……。

ここで目が醒める。
なぜ、わたしは他の動物を逃がして、ハムスターだけ逃がしたくなかったんだろう、と気になって眠り直そうとしたが、無理でした。
なんだか、とても、腑に落ちない。

投稿者 柳美里 : 2004年10月04日 18:14

 

コメント

夢にも二種類あって、単なる夢そのものと、明日への希望としての夢、があるのでは・・・。
僕はと言えば、後者の方はもう消えかけていますが、寝る時に見る方はまだまだ顕在です。(この頃は眠りが浅くなっているため危ういけれど)
夢を見る人はまさにドリーマー、創造的な人間です。純粋さも兼ねている。その対極に唯物的な人間がいます。何事も秤に掛ける、一種の企みを腹の底に抱えている人、腹黒いとは少し違うと思いますが・・・。あとは人生どうでもいい人もいるでしょう。
どちらにしろ、そこには生活のしがらみがあり、余計な争いがあり、それでも生きていかなくてはならない現実がある。

夢見る頃を過ぎた人間が夢を見るのは、神様が、試練だけじゃなくチャンスもあるんだぞ、と耳打ちしてるからである。
                    ではでは

投稿者 剣吾 : 2004年10月04日 19:10