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2004年09月24日

朝の澱

むかし、『週刊朝日』に「言葉のレッスン」を連載していたときだったと思う。
書きあげた原稿を、東由多加のマンションにファックスすると、
(このときは別居していた。そして、いま思うと、食道癌がかなり進行していたはず……)
「あなたのなかの澱を書いてどうする。澱は沈めておきなさい」
という殴り書きが返ってきた。
そのままシュレッダーにかけてしまったから、細部は憶えてないけれど、
痛い、苦しい、辛い、哀しい、淋しい、死にたい……という思いを、そのまま書いたような気がする。

いま、ひさしぶりに、<澱>を書きたい気分。

一昨日の朝は、線路脇のススキの穂が陽の光に透けてきれいだったことや、秋風が心地良いことや、自転車のペダルを漕いでたら全滅したと思ってた蝉がツクツクホーシツクツクホーシと山の上のほうで鳴いて伴侶を見つけられるかどうか心配になったことや、まだ風鈴をはずしてないので風が吹くたびチリ〜ンチリ〜ンと鳴っていることなどなど……季節が流れた、ということを書きたかったんだけど、う〜ん、どうしてかな? 今朝はぜんぜん駄目なんですよ。

ということで、寝なおしてきます。
起きたら、ちょっとはマシになってるかもしれないから。

そんなこんなで、本日から、1行でも毎日更新するようにします。
で、掲示板のほうには、しばらく書き込みません。
でも、あのぉ、わたくし、あそこの地縛霊だから、居ることは居ますよ。
1字も洩らさず読んでますよ。
誹謗中傷、カモーン!! ファックユー!! アッカンベー!! イーダッ!! 
アーアイゴチュッケッター!!
ボキャ貧作家の柳美里でした。
しかし、クシャミが止まらんぞ。 
風邪ひいた。
眠る。
おやすみなさい。
バタンキュー……

投稿者 柳美里 : 2004年09月24日 10:19

 

コメント

アーアイゴチュケッター
これって、夫婦喧嘩の始まりの文句ではありませんでしたか?お父さんがこれを言ったとたん韓国語による殴り合いが始まり、そして実際に手が出たということを書いておられましたが…
しかし、チュケッタという言葉と、「疲れた」という言葉、音が恐ろしく似ています。日本語の一部は確実に韓国語から来ていますね。百済から移入した建築技術や軍事技術とともに入ってきたのでしょう。そういえば、京都の八幡市のほうに、「上奈良」「下奈良」という地名がありました。奈良までは遠いのに。奈良は古韓国語の「国」という意味だそうです。このあたりは昔の長岡京に近い上に、御薗神社という神社まである。今は田圃ばかりのこの土地が、かつては都のベッド・タウンで、白村江から帰ってきたばかりの兵士たちが欠伸をしながらこう語っていたのではないでしょうか。
「「ナラ」という言葉を聞くと今でも怖いよ。俺たちの装備じゃまるで歯が立たなかった。あの新羅軍というやつはまるで悪魔だ」
ひどい言葉を使ってしまってごめんなさい。

投稿者 EndIf : 2004年10月17日 11:46